旭化成の吉野彰さん「ノーベル化学賞」で著書や関連本に注文殺到!!
旭化成の吉野彰さんがリチウムイオン電池の開発で「ノーベル化学賞」を
受賞されました。
おめでとうございます!
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池はスマフォやノートパソコンといった身近なものから、
電気自動車や蓄電装置にも利用され、これからも期待されている分野です。
正確には「リチウムイオン二次電池」で、吉野彰さんが発明したのは、
電極素材に炭素素材を使用することで、それまで不安定だった電極素材の
安全性が高まり、容量も高まりました。
ロウソクの科学
吉野彰さんが小学生の時に読んで化学に興味を持つことになった
「ロウソクの科学」という本の売れ行きがすごく、売り切れになっているそうです。
「ロウソクの科学」は、英国の科学者マイケル・ファラデーの著書で、
ロウソクを題材にして、ロウソクが燃える時のさまざまな科学現象について
解説している本だそうです。
また、吉野彰さんがリチウムイオン電池について、一般向けに開発秘話などを
書かれた書籍も注文が殺到しているそうです。
会見でもおっしゃられていましたが、リチウムイオン電池は環境問題への適用など
これからまだまだ応用の効く分野だと思いますので、今後の発展が楽しみですし、
日本の技術による進歩に期待したいですね。